誰もが気になる年収のこと

お金のために仕事をしているわけではない、と言いつつも年収は気になるものです。
やはり生活するにあたってはお金が必要であり、その生活費を稼ぐために仕事をしています。
せっかく働くならばやりたいことをしつつも自分自身が生活できるだけ、さらには家族を養い貯金することができるだけの給与を得たいものです。

しかし、最近では長引く不況の影響もあって、思うように給与が得られないというケースも多いです。
労働環境も悪化しており正規雇用で働けなかったり、ボーナスがカットされたりなかなか給与が上がらなかったりするケースはとても多くなっています。
だからこそ、就職先や転職先を探すにあたっては給与がどのくらいもらえるのかを事前に確認して生活することができるだけもらうことができるのかを事前にしっかりと確認する人が増えているのです。

年収は仕事の安定性を確認する一つの指標

仕事を探すにあたっては少しでも長く働くことができる職場を見つけたいものです。
この長く働くことができるのは自分自身がやりたいことという意味合いを多くの人が想像しますがそれだけではありません。

最近では企業の吸収合併も多くなっており、入社した会社が定年退職するまで同じ価値で存続するとは限りません。
そのため、企業としての体力を確認する意味でも年収というのは一つの指標になるのです。

年収の高い企業

年収の高い企業というのはランキングが発表されています。
東京で最も年収が高い企業はGCAサヴィアンです。
この企業は米国のサヴィアングループと統合をした企業であり、2016年にもイスラエルや欧州にある企業と経営統合しているサービス業を主に取り扱う企業です。

第二位はM&Aキャピタルパートナーズです。
名前の通りM&Aのアドバイザリーサービスを提供している企業であり、仲介専門として仕事を行なっています。
年間成約件数が35件と少なそうに見えますが、一度の仕事で得られる報酬が大きいためにこのような業績をだしています。

3位以降は見聞きしたことのある名前が続きます。
日興アセットマネジメント、野村ホールディングス、東京放送ホールディングス、三菱商事、フジ・メディア・ホールディングス、日本テレビホールディングス、スクウェア・エニックス・ホールディングス、三井物産と並んでいます。

どこの企業をとっても就職が決まったらすごいと言われるところであり、どこも平均年収は1000万円を超えています。
年収1000万円というのはあまりすごくないように思われるかもしれません。
年収が高い企業というのはもっともらっているのではないかと思われてしまうためです。

しかし、平均年収が1000万円ということは単純に言えば社長から新卒社員まで皆の年収を平均して1000万円ということです。
ですから、在籍しているスタッフの半数近くが年収1000万円からそれに近い金額を得ているというのはとてもすごいことであり、なかなかあり得ないことであるのです。