貴重な資料を閲覧できる国立科学博物館

国立科学博物館とは、独立行政法人国立科学博物館が運営している博物館施設です。
通称として科博(カハク)ともよばれます。

国立科学博物館は自然死に関する化学その他自然科学及びその応用に関する調査及び研究並びにこれらに関する資料の収集、保管、及び公衆への供覧等を行うことによって自然科学及び社会教育の進行を図るということを目的として運営している博物館です。
全国の博物館の指導的な立場として多くの事業を行なっています。
海外との関わりも多い博物館であるために、国の機関であることを伝えやすくする必要があり、独立行政法人化をして国から切り離された今でも名称に国立という名前がついています。

館内利用の方法

常設展については一般は入館料が620円必要です。
しかし、高校生以下と65歳以上は皆無料で見学することができます。
特別展は定期的に開催されていますが、これは展示内容で入館料が変わってくるので、必ず国立科学博物館のホームページで確認していくようにしましょう。

施設を利用するにあたって多く足を運ぶという人はリピーターズパストいうフリーパス制度を利用するのがオススメです。
これは年間1030円で常設展ならば何度も入場することができます。
さらに、特別展も割引価格で入館できますし、ミュージアムショップも商品が10パーセントオフ、館内レストランも5パーセントオフになります。

館内の見どころ

館内施設は常設展示でも常に14000点ものコレクションが展示されています。
巨大な恐竜の化石や動物の剥製、昆虫標本など子供はもちろんですが大人も目にしたことのないようなものがたくさん展示されており、楽しむことができます。

日本館は日本列島と自然の私たち、ということがテーマでの展示がされています。
展示として特に3階にある首長竜フタバスズキリュウの化石は見ものです。
それ以外にもたくさんのアンモナイトの化石も展示されており、触れることができるものもあります。

また、標本や剥製も多くあり、日本列島で誕生したたくさんの生物を知ることができます。
日本人がどのように世界をしてきたのか知ることができるゾーンもあり、日本の自然科学分野での歴史を知ることができます。

中でも多くの人が見物しているのが忠犬ハチ公の剥製です。
渋谷にある忠犬ハチ公の本物がなんと国立科学博物館にあるのです。

それ以外にも昔から現代までの人間の流れを感じることのできる模型は多くの人が見学をしています。
特に現代人のボックス部分が人気です。
これは是非当日足を運んだ時に楽しみにしておきましょう。

剥製や展示物だけでなく、自然測定のための技術や歴史、実際に使われてきた道具を見ることができる施設もあります。
ここにあるトロートン&シムズ社製天体望遠鏡は重要文化財の一つでもあります。

シアター映像を楽しむことができる施設もあります。
ここでは毎月2種類のプログラムが上映されており、上映時間も10分ですから是非立ち寄って楽しみましょう。